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矯正治療とは

通院時の専門的ケアとご自身でのセルフケアでデメリットをひきよせない。

矯正治療のデメリット

矯正治療の一般的なデメリットとしては、矯正するためには何らかの装置を長期間着けたままにしなくてはいけないため、

  • 装置装着による見た目の問題や装置が邪魔になり不都合が生じることが時々ある
    特に吹奏楽の楽器が吹きづらかったり、仕事上接客の際に気になる など
  • 調節後数日間は軽度の痛みを伴う
  • 日々の口のなかの管理がうまくできないとムシ歯や歯肉炎になりやすい
  • たまに歯根吸収(歯の根の先端が吸収されて短くなること)が生じる

などがあげられます。
特に問題となるのは、矯正治療中のムシ歯や歯肉炎であり、数ヶ月間うまく管理できないとあっという間にムシ歯ができてきてしまうこともあります。
そうならないために、当医院では通院時の専門的なケアと、日々の患者さん自身のケアがうまくできるような指導を徹底して行っています。

デメリットの実際例を見てみましょう

Case-1 治療後、歯の表面の白濁(ムシ歯の初期段階)

Before

After

受験や進学、思春期などが重なり半年ほど管理が行き届かなかった結果、歯の表面の金具が着いていた周囲に白濁・ムシ歯が生じてきてしまいました。
歯ぐきも腫れています(歯肉炎)。

Case-2 治療後に上の前歯に歯根吸収が生じた例

Before

After

こうなるとぐらぐらして抜けてしまうというわけではありませんが、歯の根の尖端が吸収されて短くなって少し弱くなります。(歯の神経は生きています)
矯正治療後に歯根吸収が時々生じることがあり、あらかじめ予測できる場合は慎重な対応が求められます。

当院では通院時の専門的ケアと、患者さんご自身のケアがうまくできるような指導に努めています。